Active Directoryは、ほかのアプリケーションとは別にバックアップしておく必要がある。障害が起きる前に、シミュレーションして計画を検証しよう。
Active Directoryのバックアップと復元の計画を立て、テストしておくことは、事業継続計画(BCP)における最優先事項だ。もしもActive Directoryを失えば、Windowsドメインはすぐに機能しなくなり、企業はActive Directoryで管理しているすべての情報を失うことになる。
大半のネットワークアプリケーションとは異なり、Active Directoryは分散型のアプリケーションだ。これはマルチプルマスター、つまり(デフォルトで)すべてのドメインコントローラーがディレクトリの完全なコピーと、それを変更できる機能を持っている(※)。
※なお本稿は中堅規模のネットワーク向けに執筆したものである。幾つものドメイン、さらには複数のフォレストがある大規模ネットワークの場合には、この原則はすべて当てはまるが、細部はかなり異なってくる。
従って、Active Directoryを安全に保つためには、ドメインコントローラーのうちどれか1つのバックアップを取っておけばいい。しかしコントローラーのいずれかを復元したいと思えば、すべてのバックアップが必要になる。
「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
GoogleがZ世代のローカル検索でInstagramやTikTokに敗北 なぜこうなった? これからどうなる?
Googleは依然として人気の検索サイトだが、ことZ世代のローカル検索に関しては、Instagra...
DE&Iに関する実態調査 「公平」と「平等」の違いについて認知度は2割未満
NTTデータ経営研究所がNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと共同で実施...