多数あるパブリッククラウドのIaaSの中から最適なサービスを選ぶには? 前編では、バックアップやビッグデータなど、話題の機能で主要IaaSを比較する。
クラウドサービスも百花斉放の感があり、さまざまなサービスが乱立している。連載「企業向けシステムを構築するパブリッククラウド」では、企業の業務システムで利用する観点で主にパブリッククラウドのIaaS(Infrastructure as a Service)を取り上げてきたが、おかげさまで筆者のところには各方面から「どのIaaSが良いのか」とご相談いただくことが多い。「どれ」といっても即座に正解があるわけではなく、当然のことながら用途や目的、新規開発か現行システムの移行か、あるいは順守すべき社内ルールなどによって結論は異なってくる。今回はそのような「IaaSを選ぶ際の観点」を考えてみたい。
観点といっても無数にあるが、網羅的に取り扱うことは当然困難なので、ここでは筆者の経験上、よく話題になる観点を挙げてみたい。例によって前編/後編の2回に分けてお届けする。構成は下記をご覧いただきたい。
前編 | 利用開始の平易さ |
---|---|
リソースの拡張性 | |
ビッグデータ、大量データ | |
プライベートクラウド構築 | |
バックアップ用途 | |
後編 | ロケーション |
移行の平易さ | |
セキュリティ | |
機器の持ち込み | |
事例 | |
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