Androidスマートフォンの40%に影響する深刻な脆弱性Computer Weekly日本語版

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2020年09月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

影響を受ける端末は何億台?

  Google、LG Electronics、OnePlus、Samsung Electronics、Xiaomiなどのスマートフォンがサイバー犯罪の危険にさらされている。QualcommのDSP(デジタルシグナルプロセッサ)「Snapdragon」に400もの脆弱(ぜいじゃく)なコードセクションが見つかったためだ。このチップは全世界のAndroidスマートフォンの40%に使われている。

 この脆弱性を見つけたCheck Point Software Technologiesによると、アクセス権の全くないシンプルで無害なアプリケーションを標的のユーザーにインストールさせるだけで攻撃することができるという。

 この脆弱性によって、スマートフォンを乗っ取り、その所有者をスパイし、追跡できる。マルウェアをインストールして隠蔽し、完全にブロックすることも可能だ。

 Qualcommの広報担当者は次のように話している。




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