調査の結果、Androidユーザーの多くが危険性を認識しながら対策を行っていないことが明らかになった。一方、Androidのリスクにはさまざまな要因があり、Googleやデバイスメーカーの責任も指摘されている。
「Android」ユーザーは、攻撃を受ける可能性についての認識や懸念がかなり高いにもかかわらず、自身のデバイスのセキュリティを確保していないことが調査の結果分かった。
ウイルス対策およびパフォーマンス向上アプリを開発する中国360 Mobile Securityの調査によると、Androidユーザーの3分の2はAndroidのセキュリティの脆弱性を把握しており、90%以上がモバイルセキュリティを「非常に重要だ」と答えたという。
セキュリティへの懸念として最も多く挙げられたのが、信頼性の低いアプリ(27%)、オンライン決済(20%)、ハッカー(13%)だった。他にも、シングルサインオン、Wi-Fi接続、個人情報流出についての懸念が聞かれた。
だがこの調査結果に反し、回答者のほぼ半数は自身のスマートフォンでセキュリティアプリを使用していなかった。その必要性を知らなかったと答えた回答者も半数に上った。
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