Blanccoが8月に発表したレポートによると、iOS端末の故障率が急増しているという。特に壊れやすいiPhoneは何か?
「iPhone」の多くでアプリのクラッシュやWi-Fi接続障害などの問題が発生し、Appleはスマートフォンパフォーマンスの首位の座を「Android」端末に明け渡した。モバイル端末の診断を専門とするBlancco Technology Groupがこのようなレポートを発表した。
Blanccoの最新レポート「The State of Mobile Device Performance and Health」によると、2016年第1四半期には25%だった「iOS」端末の故障率が、第2四半期はその倍を上回る58%に達したという。
その統計で故障率が最も高かったのは「iPhone 6」の29%。次に「iPhone 6s」の23%、「iPhone 6s Plus」の14%と続く。
Kantar Worldpanel Comtechの調べでは、第2四半期のスマートフォン世界市場の約15%をiPhoneが占めている。この市場シェアの成長率が高故障率の要因になっているとBlanccoは指摘する。決してソフトウェアのバグやハードウェアの不具合だけが要因ではないという。
Blancco戦略部門の主任チャード・スティーノン氏は次のように述べている。
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