標的システムを暗号化しないランサムウェア攻撃が活発化している。セキュリティベンダーが警戒を呼び掛ける“異例の事態”はなぜ起きたのか。
新たなランサムウェア(身代金要求型マルウェア)の脅威が台頭している。Cisco Systemsのセキュリティ研究機関Cisco Talosの調査によると、システムを暗号化せずにデータを窃盗する手口「ノーウェアランサム」が広がっている。これは極めて異例の事態だという。
攻撃グループはソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用して攻撃活動を活発化させている。特定のファイル転送ツールが狙われるケースに特に注意が必要だ。ノーウェアランサムが広がる背景や、攻撃グループの活動の実態をまとめる。
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