百万超の量子ビットプロセッサ実現のロードマップComputer Weekly日本語版

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2020年11月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

今作っているのは冷凍庫

 IBMは百万超の量子ビットシステムへ向けてのマイルストーンとして「Quantum Condor」という1000超の量子ビットシステムを開発する計画を明らかにした。

 現在IBMが提供しているのは最大64量子ビットの量子コンピュータだ。同社が100超の量子ビットを目指す最初のステップは、2021年に予定している127量子ビットの「IBM Quantum Eagle」プロセッサだ。2022年には433量子ビットの「IBM Quantum Osprey」、2023年には1221量子ビットの「Quantum Condor」を予定している。

 Quantum Condorの構築に必要な開発によって、同社の量子コンピューティングエンジニアが量子コンピュータをスケールアップする方法において最も差し迫った課題の幾つかを克服する必要がある。IBMのフェローでIBM Quantum部門のバイスプレジデントを務めるジェイ・ガンベッタ氏は、課題の克服に不可欠な要素を指摘した。




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