データの長期保管に最適な「コールドストレージ」とは?

企業の保有するデータ量の増加に伴うバックアップデータ、法令順守のためのアーカイブデータなどの増加が止まらない。また、ビッグデータ分析から得られる将来的な価値の創出を目的に、あらゆるデータを捨てずに蓄積する動きも出てきた。その一方で企業が保有している全データの約7割がほとんど参照されないものの、消すことができないデータ(コールドデータ)であるといわれている。コールドデータの格納先として注目を集めている「コールドストレージ」の最新技術や市場動向、製品情報を一挙に紹介する。

「コールドストレージ」とは何か

業界団体SNIA-Jの会長が詳細解説

アクセス頻度の低い大量のデータを取り扱う「コールドストレージ」の市場が立ち上がり始めた。コールドストレージの種類や市場動向、導入効果などの基本的解説をお届けする。

(2016年1月29日)
SNIA会長が語るストレージの未来像とは?

ストレージおよびストレージネットワークに関する米国の非営利業界団体であるSNIA。このほど来日したSNIA会長に同団体の活動やストレージ業界の動向などについて話を聞いた。

(2015年5月27日)

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テープによる新アーカイビングサービスも提供

多くの企業が膨大なデータを長期的に保存することへの重要性を認識しつつある。より大容量、高信頼、かつ低コストなストレージシステムとして、テープストレージが再び注目を集めている。その技術動向を紹介する。

捨てられない「コールドデータ」を活用する環境を実現

ビッグデータ時代の本格到来を控え、膨大な量のデータ管理に頭を悩ませているITスタッフも多いことだろう。どうすれば費用対効果に優れた管理基盤を整備することができるのか。

アーカイブ費用を半減させたストレージソリューションとは?

日産自動車は、社内クラウド環境で大量に発生するデータの保管に関して経済性の課題があった。容量単価に優れ、長期保管可能な解決策として選んだのはテープによるアーカイブシステムだ。今テープを採用した理由は?

金融、研究機関、ITベンダー、製造系企業、放送映像業界など、大規模なデータを長期間かつ安全に保管しなければならない組織では、今なおテープストレージの活用が常識となっている。継続的なイノベーションを遂げてきた最新の姿を、あらためて見なおしてみたい。

慶應義塾大学が、膨大なデジタルコンテンツの保管と活用のため、アーカイブ基盤を整備した。限られた予算やスペース、人的リソースの中で、最終的にテープアーカイブシステムの採用に至った背景について探っていこう。狙いはどこにあったのだろうか。

テープの復権

米Googleが明かす障害復旧の舞台裏

米Googleで発生した2011年のメール障害。そこから得られた教訓は、実に興味深いものだった。Googleスタッフが明かした障害復旧の舞台裏を示す。

(2015年5月15日)
その基本と注意点を専門家に聞いた

バックアップでのテープの利用は長年にわたって減少しているが、その一方でテープベースのアーカイビングを行う動きが広がっているという。その利点を専門家に聞いた。

(2014年12月10日)
「磁気テープは古い」こそが時代遅れ

2014年に入り、富士フイルムやソニーなどが磁気テープの新技術や新製品を相次いで発表している。ディスクに置き換えられる運命だと思われたテープが再び脚光を浴びた理由とは?

(2014年5月22日)
キーワードでひもとくバックアップ最新事情【第1回】

次々と新技術が投入されるバックアップ製品の数々。特に昨今ではディスクバックアップが注目を集めている。多くの現場ではまだテープバックアップが主力だが、ディスクに移行するメリットは本当にあるのだろうか?

(2008年10月24日)