ERPによる基幹システムの刷新を社内で説得するにはそのメリットを明確に説明することが大事だ。経理部向けには、大きな負荷になっている社内外向けの説明資料の作成が簡単になることを説明するとよいだろう。
そもそも情報システムのIFRS対応とはどのようなことを指すのか。その基本を説明する。高度な対応方法はたくさんあるが、企業としてまず考えたいのはいかに楽な方法で対応するかだ。
ERPを導入することで連結決算を早期化したい――そう期待する経理部門は多い。IT部門がその期待に応えるには親会社と子会社の勘定科目やマスターの統一がポイントになる。