会計システム刷新のメリットをどう説明する?教えて経理部長【第12回】

ERPによる基幹システムの刷新を社内で説得するにはそのメリットを明確に説明することが大事だ。経理部向けには、大きな負荷になっている社内外向けの説明資料の作成が簡単になることを説明するとよいだろう。

2011年08月22日 09時00分 公開
[五島伸二,アドバ・コンサルティング]

質問

当社では、各業務システムがつぎはぎで導入されてきたいきさつがあり、システム管理やデータ連携などに多くの課題を抱えています。そこで、最新のアーキテクチャを利用したERP導入で全社基幹システムを刷新することを計画しています。しかし、経理部長は、会計システムはこれまでのものをバージョンアップして使い続けたいと主張し、対応に苦慮しています。経理部長は、機能的に十分に足りており、経理部にとって変更のメリットがないからといった理由で会計システムの変更に反対しているようです。情報システム部門としては、古いアーキテクチャのシステムを使い続けることで運用や保守が効率化できないことを危惧しています。経理部長を説得するにはどうしたらよいでしょうか?


ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...