2011年04月27日 09時00分 公開
特集/連載

コマーシャルOSSが注目を集めるリポーティングツールの最新動向BIツール最前線:リポーティングツール編

BIツールの中で最も汎用性が高いリポーティングツールの基本機能と代表製品を紹介。リポーティングツールの機能を生かすには、幾つかの前提条件が必要だ。

[平井明夫,アイエイエフコンサルティング]

リポーティングツールに求められる機能

 もともとリポーティングツールは定型的なリポートを作成するためのツールとして登場した。リポーティングツールはデータベースを参照できれば業務システムに依存することなく外付けでリポートを開発することができる。リポーティングツールのメリットは開発効率が高いだけでなく、Web環境でリポートを公開するものが主流なため、リポートの種類の拡充や情報の共有化、情報鮮度の向上にも一役買うことになる。

 しかし、今日のリポーティングツールは単なる業務リポートの作成だけではなく、意思決定プロセスにおいて、問題の兆候を発見するためのリポート作成機能が要求される。問題の兆候を発見するためには、推移、比較、内訳、順位、関係、シグナル表示といったさまざまなデータの可視化手法が用いられるため、リポーティングツールにはこれらの高度な可視化機能が求められる(関連記事:「読めば分かる! BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの種類と必要な機能」)。

 さらに、最新のリポーティングツールに求められる機能に、ダッシュボード機能がある。ダッシュボード機能とは、複数のリポートを単一画面にレイアウトして表示する機能だ。この機能により、より多くの情報を1画面で俯瞰することができるため、より素早く問題の兆候を発見することができる。

画像 リポーティングツールを使用して作成したダッシュボード画面の例《クリックで拡大》

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