「オールフラッシュストレージ」時代は本当に来るのか? その実像に迫る

SSD(ソリッドステートドライブ)は、転送速度という視点においてHDDから大幅な性能向上を実現した。今や容量当たりのコストはHDDに近づき、懸案事項だった信頼性も運用容量の増大と稼働時間の積み重ねにより向上し、ミッションクリティカルな企業基幹システムで採用されるまでになった。しかし、導入時に問題は起きていないのだろうか。期待しただけの性能向上は実現したのだろうか。その実態と問題解決のヒントを読者調査から明らかにする。

読者調査レポート

企業のストレージ利用状況に関する調査レポート

TechTargetジャパン会員を対象に、「企業のストレージ利用状況に関する読者調査」を実施した。本レポートでは、特にフラッシュストレージの状況についてその概要をまとめた。

TechTargetジャパン会員を対象に、企業の「フラッシュストレージ」に関する読者調査を実施した。本リポートでは、読者の勤務先における「フラッシュストレージ」における業務利用の状況などをまとめている。

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東京大学 工学系研究科・工学部では、5000人以上の学生・教職員が利用する情報サービス基盤に課題を抱えていたため、ボトルネックとなっていたストレージの刷新を決断した。そこで行われた比較検討で重視したポイントや製品の導入効果などを解説する。

(2016年12月15日)

デスクトップ/アプリケーション仮想化がもたらす複雑なワークロードに対応するために導入が進むオールフラッシュストレージ。その中でも注目される製品が、本当にサービスレベルを低下させずに1ミリ秒未満のレスポンスタイムを実現できるのかを徹底検証する。

(2016年12月15日)

オールフラッシュは本当に普及しているのか

大手HDDメーカーもフラッシュに本腰

SSD(ソリッドステートドライブ)はHDDよりもはるかに高速なのが魅力だが、ここにきて容量でもHDDを追い越そうとしている。

(2016年8月25日)
SSDがあの名門コースを支えている

全米ゴルフコース管理者協会が、基幹システムをオールフラッシュアレイに移行した。IT部門の責任者は、冷静に試算した上で「HDDに投資する意味はない」と断言している。

(2016年8月8日)
EMCの「DSSD D5」を採用

最近登場したEMCのフラッシュシステム「DSSD D5」は、大規模で複雑なデータベースのクラスタリング機能で1日に何千件ものクエリを実行するユーザーに大幅なパフォーマンス向上をもたらすかもしれない。

(2016年8月2日)
「ぜいたくすぎない?」という指摘にどう反論する?

企業システムのバックアップメディアにフラッシュストレージを採用すべきかどうかの判断には、コストとパフォーマンスという明確な基準の他にも、多くの要因が影響する。

(2016年7月28日)
オールフラッシュはどこまで普及する?

SSDが企業で急速に普及している。関係者の間では「オールフラッシュが当たり前」と言わんばかりの勢いだが、ユーザーに調査した結果は「まだまだ」なようだ

(2016年6月22日)

SSDを取り巻く最新技術の動向

40億ものユーザーアクセスを処理するために

Facebookのフラッシュストレージ技術に対する戦略は「NVMe(Non-Volatile Memory Express)」「QLC」「3D XPoint」といった分離、階層、新興技術の革新を中心に展開している。

(2016年9月5日)
相変化メモリの課題が解決

フラッシュメモリより高速で1万倍の耐久力があり、DRAMより低コストで不揮発性。それが相変化メモリ(PCM)だ。フラッシュストレージよりさらに高速なストレージが、もうすぐ登場するかもしれない。

(2016年8月9日)
フラッシュだからこそできるアプリの時代

システムの高速化を目的としたフラッシュストレージ導入はもう古い。既に、フラッシュを使うことで初めて実現するアプリケーションを開発する時代に入っている。それを“第4世代フラッシュストレージ”という。

(2016年7月7日)
速いだけのストレージなら要らない

オールフラッシュストレージが企業ITシステムにおいてごく当たり前の存在となる中、IT管理者はデータアクセスの効率化だけでなく、アナリティクスやデータ保護といった高度な機能も必要としている。

(2016年6月17日)
フラッシュメモリのフォームファクタ、インタフェースなどを解説

従来のストレージでは解決できなかったサーバサイドストレージの諸問題が最新のフラッシュストレージで解決できる。しかし、そのためにはフラッシュメモリに関する最新知識の習得が必須だ。

(2016年6月15日)