「Windows 10」移行、モバイル活用は進んでいる? 企業におけるクライアント環境全般を徹底調査

企業のクライアント環境における2大トレンド「Windows 10」と「モバイル活用」を中心に、クライアント環境全般について読者調査を実施した。Windows 10は登場から1年以上がたち、企業でも徐々に移行が進んでいる。モバイル活用についてはタブレット端末に注目が集まっているようだ。本特集では、それぞれの動向が抱える課題と解決策を探る。

読者調査レポート

企業の「クライアント環境」に関する調査レポート

TechTargetジャパンは2016年5〜7月に、「企業のクライアント環境に関する読者調査」を実施した。本レポートでは、その概要をまとめた。

TechTargetジャパン会員を対象に、企業の「クライアント環境」に関する読者調査を実施した。本リポートでは、読者の勤務先における「クライアント環境」における業務利用の状況などをまとめている。

Windows 10に関する動向

「Windows 10 Anniversary Edition」をレビュー

リリースから1年がたち、ようやく安定稼働までこぎつけた「Windows 10」。この1年でどのような変化があったのか。8月2日にリリースされた「Windows 10 Anniversary Edition」の内容とともにお伝えする。

(2016年8月6日)
Surface Pro 2で「Anniversary Update」を検証

「Windows 10」の1周年を記念したアップデートは、ペン対応の新しいアプリやスタート/ロック画面の改善など盛りだくさんの内容だ。これらのアップデートを「Surface Pro 2」で試した。

(2016年8月27日)

Windows 10移行後の課題

「時間的な制約」が元凶か

マルウェア対策製品のユーザーから、「Windows 10 Anniversary Update」のインストール後に問題が発生したとの声が挙がっている。その背景には何があったのか。

(2016年9月8日)
特選プレミアムコンテンツガイド

比較的セキュアだといわれる「Windows 10」だが、セキュリティ対策なしでは心もとない。追加費用が掛からない、基本的なセキュリティ対策を伝授する。

(2016年9月2日)
SSDの空き容量確保だけではない

「Windows 10」のパフォーマンスを改善したい場合は、ソリッドステートドライブ(SSD)の空き領域を増やしたり、実行中のプロセスを「タスクマネージャー」で確認したりするなど、試すべき幾つかの方法がある。

(2016年8月30日)
移行の重要な鍵をにぎる「PoC」

企業は、新しいOSに移行する前に概念実証(PoC)を使ってテストする必要がある。Windows 10も例外ではない。

(2016年8月25日)

モバイル活用の動向

仕事の道具としては洗練が進む

最近のスマートフォンは新モデルが出ても代わり映えしない。発表会のWeb実況を見て「つまらない」と発言するのがイマドキの“できるユーザー”らしい。だが、仕事の道具としては「いいこと」もあるそうだ。

(2016年8月3日)
お客さまが神様なら従業員も……?

セルフサービス型顧客サポート機能は、モバイルを利用する従業員の仕事の質や効率を高める効果もある。そのためには「従業員も顧客と同じ」という視点が重要になる。

(2016年5月26日)
モバイルOSの違いだけではない

IT担当者は、モバイルデバイスをビジネス活用する場合、各モバイルOSの違いだけでなく、山ほどあるモバイルデバイスを把握する必要がある。最適なビジネス向けモバイルデバイスについて検証する。

(2016年9月3日)
既にモバイルアプリの半分以上がIT部門の管轄外

需要が拡大するモバイルアプリ開発。それに伴い、最高情報責任者(CIO)がモバイルアプリ開発を先導する必要性も高まっている。

(2016年3月22日)

モバイル活用の課題

ルールを破らずセキュリティを死守してアプリ開発

企業のモバイル活用はIT管理者に新たな課題を突き付けている。コンプライアンスやセキュリティ、アプリ開発など代表的な5つの課題と、その対処方法を紹介する。

(2016年3月21日)
ファイルレベルの暗号化も可能でBYODにもメリット

Googleの最新モバイルOS「Android 7.0 Nougat」には、ファイルレベルの暗号化など、新しいセキュリティ機能が搭載されている。一部の「Nexus」シリーズは順次アップデートされる。

(2016年9月11日)

話題のタブレット端末動向

ベンチマークテストで分かった意外な実力

Windows 10タブレットの最高峰ともいえる「Surface Pro 4」。Samsung Electronicsの「Galaxy TabPro S」は、このSurface Pro 4にどこまで追い付き、また追い越せたのか。ベンチマークで比較する。

(2016年4月24日)
企業向けセキュリティポリシーを考える

私物端末の業務利用(BYOD)は今に始まったトレンドではないが、仕事でノートPCよりもタブレットを選ぶユーザーが増えているのに伴い、タブレットのセキュリティポリシーの重要性が増している。

(2016年7月15日)
要素別に比べてみた

市場で最高級のハードウェアといわれるWindows 10タブレット「Surface Pro 4」。似ているデザインの「ThinkPad X1 Tablet」は、Surface Pro 4と比べて、優れているのだろうか。

(2016年6月19日)
「利便性」と「安全性」の両立を実現

モバイルワーカーは会社のデータにアクセスする必要があるが、オープンアクセスの実現は簡単ではない。企業はユーザーからの要望とモバイルセキュリティへの不安とのバランスを取らなければならない。

(2016年3月30日)