読者の「知りたい」にベンダーが答える! ビッグデータで再び脚光を浴びるデータベース、企業での利用実態は?

ビッグデータやIoT(モノのインターネット)の進展に伴い、その基盤の1つであるデータベースも重要性が増している。その一方で、データベースの運用には、さまざまな課題も山積している。読者調査を基に、対策を進める上での課題とその解決策を探る。

データベースに関する調査結果

データベースに関する調査リポート

TechTargetジャパンは2015年5〜6月、「データベースに関する読者調査」を実施した。調査結果からはデータベースの導入・検討状況、業務利用の状況が明らかになった。

TechTargetジャパン会員でIT製品・サービスの導入に関与する方を対象に、データベースに関する読者調査を実施した。本リポートでは、読者の勤務先が導入しているデータベース製品の種類や期待すること、懸念点などをまとめている。

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バックアップ運用の見直しで“ギャップ”を埋める

DBのバックアップ容量が想定以上に増えているケースは珍しくない。その原因の1つは、DB管理者とインフラ担当者との間にある“ギャップ”だ。この問題を解消し、バックアップ容量を劇的に削減する手法を紹介したい。

性能で選んでもコストで選んでも答えは同じ

誰もが膨大なデータを扱うことが当たり前になれば、そこにはシステムの課題も生まれる。肥大化するデータソースの負荷に耐えストレスのない高速な処理を実現できるデータベースサーバに何を選ぶかは特に悩ましい。

顕在化が難しいバックアップ体制の運用課題を見過ごすと、アプリケーション担当者とバックアップを統括管理するインフラ管理者の間に大きな溝(ギャップ)が生じる。これが盲点となり、体制の弱体化が進んでしまう。確実で効率的なバックアップ体制を構築するポイントは何か。

企業のIT予算の約70%が既存の運用に投じられている中、アプリケーションのモダナイゼーション(最新化)を効果的に進めることはビジネスに大きなインパクトを与える。エンタープライズアプリケーションの課題とそれを支えるインフラ動向について探っていこう。

現在、データセンターでは従来のHDDからSSDベースのストレージへ移行が進み、エンタープライズITはそのメリットを享受しつつある。ストレージ容量当たりのコスト低下の他、パフォーマンス向上によるROI改善など、オールフラッシュストレージの実力をひも解く。

半導体素子メモリを用いた記憶媒体であるフラッシュストレージは、従来のHDDによるストレージ製品に代わって、さまざまな用途で使われ始めている。データベース高速化や仮想デスクトップ運用にも大きな効果を発揮するフラッシュストレージについて最新の応用を学んでみよう。

データベース製品として長年トップシェアを誇るオラクルデータベース。多くのユーザーが利用し、さまざまな形態で稼働するこのデータベースを常に最適な状態に保つには、オラクル専用の認定資格を有するエンジニアのサポートが必要となるケースもある。

クラウド、IoT、ビッグデータ、ソーシャル、モバイルなどの技術をビジネス成長のテコにしようとするならば、柔軟なデータプラットフォームは必要不可欠なシステムインフラだ。業績を加速させるデータベース環境の構築において、今注目されている技術がある。

Windows Server 2003のサポート終了などを機に、DBサーバ移行を検討する企業は多い。サーバハードウェア選びのポイントについて、新旧モデルのサーバを比較したベンチマークテスト結果から、3つの項目で整理してみたい。

データベース市場の最新動向

過去23年間で最大の製品発表と自信

独SAPは「SAP S/4HANA」を大々的に発表したが、同社の「Business Suite」がインメモリデータベースのHANAにどの程度まで移行するのか、また移行パスはどうなるのかといった部分が不明だと指摘するアナリストもいる。

(2015年2月26日)
「つながり」をビジネスに生かせ

「グラフデータベース」は6次の隔たりをたどって実際のつながりを探し出す。ITチームはこのデータベース技術をどうすればビジネスに生かせるだろうか。

(2014年8月11日)
「Windows Azure SQLデータベース」の代替になるのは?

Windows Azure SQLデータベースに代わる選択肢を提供する5社のプロバイダーを取り上げ、各社のサービスが他社サービスとどう違うのかを見ていく。

(2014年3月25日)
機能を徹底解剖! 初めてでも分かるAmazon Web Services【第5回】

AWS(Amazon Web Services)が提供するデータベースサービスには、「Amazon RDS」「Amazon DynamoDB」「Amazon ElastiCache」「Amazon Redshift」の4つがある。それぞれの特徴とユースケースを紹介する。

(2014年1月22日)
クラウドデータベース選定のポイントも解説

クラウドの雄 Amazon Web Servicesのデータベースサービス担当者が、Amazon RDS、RedShiftなど4つの同社サービスの概要や機能の特徴を明かした。

(2013年6月4日)
二者択一ではなく組み合わせが重要

ビッグデータ活用を進める上で、まず理解すべきなのが「NoSQL」「RDBMS」の2大データベースの特徴だ。これらの違いを理解すれば、適切なデータベースシステムの姿が見えてくる。

(2013年3月15日)
データ分析に活用するための3つの条件

データの分析に関わる課題は、インメモリ技術を搭載し、高いパフォーマンスを実現するSAP HANAの登場で解決できるのか。HANAがデータ分析で機能するための条件や、考えられる影響を挙げてみよう。

(2013年1月17日)
インメモリ技術が過熱するデータベース市場

SAP HANAでデータベース市場への本格参入を宣言したSAP。OracleもOracle TimesTen In-Memory Databaseなどインメモリ技術を積極的に投入している。SAPはデータベース市場におけるOracleの脅威になり得るだろうか。

(2012年6月14日)
SMBにも超高速分析を

SAPはインメモリデータベース「SAP HANA」を「SAP Business One」ユーザー企業の中堅・中小企業(SMB)向けに提供予定だ。その狙いは何か、そしてSMBにニーズはあるのか?

(2012年4月3日)

データベースセキュリティの今を知る

4つの用途で徹底解説

データベースを保護する「データベースセキュリティ」製品の種類は実に多彩だ。製品選定をスムーズに進めるために、利用目的別に主要製品分野の特徴を整理しよう。

(2015年7月1日)
データベースセキュリティツールは必須なのか(前編)

企業のデータセンターに保存されているデータの保護において、データベースセキュリティツールが重要な役割を果たす理由について説明する。

(2015年7月8日)
データベースセキュリティツールは必須なのか(後編)

企業のデータセンターに保存されているデータの保護において、データベースセキュリティツールが非常に重要な役割を果たす。企業のデータベースに不足しているデータセキュリティ機能を詳しく見てみよう。

(2015年7月9日)
今から始める「データセキュリティ」【第3回】

企業の重要情報の宝庫ともいえるデータベース。そのセキュリティ対策の不備がもたらす影響は甚大だ。データベースからの情報漏えいをいかに防ぐか。具体策を示す。

(2014年8月27日)