“利便性”と“セキュリティ”の両立を目指す:企業が求めるアプリケーション管理の形とは

利便性を考え、ユーザーにアプリケーションのインストールを許している企業は少なくない。しかし、アプリケーションの管理を適切にしないと、サイバー攻撃を受けたり、知らないうちにユーザーがライセンス違反をしていたりと、さまざまな問題が起きる可能性がある。読者調査を基に、アプリケーション管理の最適な形を探る。

読者調査レポート

企業の「アプリケーション管理」に関する調査レポート

TechTargetジャパンは会員読者を対象に、企業の「アプリケーション管理」に関する読者調査を実施した。本レポートでは、その概要をまとめた。

TechTargetジャパン会員を対象に、企業の「アプリケーション管理」に関する読者調査を実施した。本リポートでは、読者の勤務先における「アプリケーション管理」の導入・検討状況、業務利用の状況などをまとめている。

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7割弱が感じるアプリケーションの管理の危険性

多くの企業で、リスクを感じながらもエンドユーザーに管理者権限を付与し自由にアプリケーションをインストールさせている。この危険な状態から抜け出すにはどうすればいいのだろうか。

企業を標的にしたランサムウェア攻撃の増加により、これまでエンドユーザー任せにしていた脆弱性対策が見直されつつある。その具体的な解決策として注目されているのが、一元的なバックアップと、VDIの10倍の費用対効果を実現するというデータレスPC環境だ。

知っておくべきアプリケーション管理の現状

ツール選択で外せない“鉄板”機能はどれ?

デスクトップやノートPCを良好な状態に保つ上で重要な役割を果たす管理ツール。中でも欠かせない4つの機能がある。ツール選択の際は、それら機能のトレードオフを受け入れる心構えが必要になる。

(2015年5月14日)
インベントリ情報の活用法はさまざま

IT資産管理ツールを使えば、使用中のエンドポイントの数やその使用者を容易に把握できる。収集した基本情報は予算編成やセキュリティ侵害への対応など、さまざまな管理の場面で役に立つ。

(2015年5月11日)
IT資産管理に関する読者調査リポート

コスト削減とともに、コンプライアンス、セキュリティの観点でも企業の意識が高まっているIT資産管理。読者アンケート調査から、その取り組みの実態が明らかになった。

(2013年4月5日)
仮想化、クラウドで求められる要件も変化

仮想化、クラウドによってシステム構成が柔軟に変化する今、IT資産管理ツールに求められる要件も変わりつつある。今あらためて、IT資産管理ツールを導入する際のチェックポイントを整理する。

(2013年2月22日)
コンプライアンス、セキュリティへの危機意識が増大

無駄なコストの削減が主目的だったIT資産管理も、仮想化、クラウドの浸透によってその意義が変化している。IDCジャパンのアナリスト 入谷光浩氏の話から、IT資産管理ツールに対する企業の期待を探る。

(2013年2月8日)
ツールは不可欠。でもそれだけでは不十分

コスト最適化、コンプライアンスの観点からソフトウェア資産管理の重要性が一層増している。支援ツールも複数存在するが、実際にはツールだけでは解決できないさまざまな問題がある。

(2013年6月6日)
クライアントPC管理 最前線リポート【前編】

企業が費やすITコストの約8割は、既存ITリソースの運用・保守費用が占める。その中でも、特にクライアントPC管理のコストは年々増しているという。しかし近年、この削減を可能にする新しい技術が登場してきた。

(2009年2月19日)
クライアントPC管理 最前線リポート【後編】

クライアントPC管理の根深い問題を解決するソリューションとして期待が集まる「アプリケーション仮想化」と「vPro」。早くも取り組みを開始している企業の先進事例や最新動向を紹介しよう。

(2009年3月13日)
複雑化したシステムのパフォーマンスをどう守るか【第3回】

複数のベンダーから提供されているAPMツールは、当然ながら監視方式や搭載機能がそれぞれ異なっている。自社のニーズに最適な製品を選ぶためには、どのようなポイントに留意すればよいのだろうか?

(2012年12月19日)
複雑化したシステムのパフォーマンスをどう守るか【第2回】

複雑化したITシステムのレスポンス監視に効果を発揮するアプリケーションパフォーマンス管理製品。今回は製品選択の基準として、採用技術の違いによる4つの製品タイプを紹介する。

(2012年11月29日)
複雑化したシステムのパフォーマンスをどう守るか【第1回】

仮想化、クラウドによりITシステムが複雑化している今、運用管理には「業務部門のスタッフやeコマースなどを利用する消費者にとって、システムは快適に使えているか」というエンドユーザーの視点が不可欠となる。

(2012年11月9日)
リスクはエンドポイントにあり

従業員のご機嫌を取るという理由だけのためにローカルの管理者権限を付与している企業もある。だが、管理者特権を剥奪することで、多くの問題を防止し、セキュリティは向上する。

(2015年8月10日)

進化するデバイス管理の形

1つの画面でモバイルデバイスとPC管理

VMwareのユーザー環境管理ツールに「Windows 10」のライフサイクル管理機能が追加された。これにより、IT管理者が望む統合エンドポイント管理を実現できるかもしれない。

(2016年9月9日)
多様化するエンドポイントの理想的な管理方法

モバイルデバイスとクライアントPCを一緒に管理する「統合エンドポイント管理」のニーズを満たす製品は幾つかあるが、いずれも一長一短だ。理想的な統合エンドポイント管理を実現するには、大きな壁がある。

(2016年2月18日)
統合とクラウドが企業向けモバイル管理でも重要に

2015年も企業のモバイル活用は拡大していった。この流れは2016年も変わらない。その波に乗り遅れないために注意すべき技術革新について確認しておこう。

(2015年12月24日)
注目される統合エンドポイント管理

企業が利用するデバイスが多様化する中、統合エンドポイント管理(UEM)の必要性が高まっている。現在、BlackBerryやCitrix Systemsなど、さまざまなベンダーがUEMツールを提供している。

(2016年6月29日)