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2011年06月27日 00時00分 UPDATE
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日本クエスト・ソフトウェア「Exchange Server 2010」特集NotesからExchangeへの移行を迅速かつ効率的に実現

NotesからExchangeへのスムーズな移行を支援するマイグレーションツールを積極提案する日本クエスト・ソフトウェアに製品の特徴や日本市場向けの取り組みを聞いた。

[TechTargetジャパン]

 現在、メールシステムに「IBM Lotus Notes/Domino」(以下、ノーツ)を利用している企業の多くが、このままノーツを使い続けるべきか、「Microsoft Exchange Server」(以下、Exchange)などに移行するべきか、その判断に悩まされている。実際に、既に数多くの組織がノーツからマイクロソフトの製品に移行している。

 まず、ノーツユーザーが不安に感じているのが、バージョンアップの頻度やサポートサイクルなどの将来性だ。現在のバージョンは8.5だが、2011年4月30日には7.0.xのサポートが終了。継続してサポートを受けるには、バージョンアップを繰り返していく必要があり、長期的に見てシステム保有コストが増大することが懸念される。

 また、ノーツでは、とにかく多くのデータベースが作成されるため、その運用管理に大きな負担が掛かり、内部統制やコンプライアンスの面で不安が残る。さらに、ノーツはユーザーアカウントなどの管理情報が独自形式で保存されている点も、管理者の頭を悩ませる。ユーザー管理などの作業を他のシステムとは別に行う必要があり、二重管理を強いられることになるのである。

 これらの不安を解消するためには、もはや業界標準となりつつあるExchangeへの移行が大きな潮流となっている。

関連リンク

Exchange Serverのアナリストによる評価(日本マイクロソフト)

出典:IDC Japan「国内コンテンツ/コラボレーティブアプリケーション市場 2009 年の分析と2010年〜2014年の予測」(2010年8月)

出典:ガートナー「2010年グループウェア満足度調査」(2010年4月)


 だが、いざメールシステムをノーツからExchangeに移行するとなると、その作業は容易なものではなく、多くの企業が検討段階から先に進めていないのが現状だ。

 そこで、ノーツからExchangeへのスムーズな移行を支援するマイグレーションツールとして、日本クエスト・ソフトウェアが積極提案しているのが「Notes Migrator for Exchange」だ。

写真1 日本クエスト・ソフトウェア 代表取締役社長 大越大造氏

 「ノーツからExchangeに移行する手段として現在よく行われているのは、ノーツのメールデータをテキストデータなどに落として、手作業でExchangeに登録していくという、いわば人海戦術によるもの。これは、小規模企業であれば可能だが、何千ユーザー、何万ユーザーを抱える大規模企業では大幅な生産性の低下を招き、ダウンタイムやデータ損失のリスクも大きい。また、ノーツのメールデータをそのまま塩漬けにしてしまい、新しいメールデータのみでExchangeを運用するという方法もあるが、コンプライアンスの観点から勧められる選択肢ではない」と指摘するのは、日本クエスト・ソフトウェア 代表取締役社長の大越大造氏。

 Notes Migrator for Exchangeでは、ノーツに蓄積されているメールデータを、Exchangeに効果的かつ自動的に移行するさまざまな機能を提供。これにより、手作業での移行で課題となっていたダウンタイムの発生やデータ損失のリスクを最小化するとともに、移行に掛かるコストや管理者への負荷を大幅に削減できるという。

 Notes Migrator for Exchangeの特徴は、メールデータを単純に移行するだけではない。日付、時刻、差出人、宛先、メッセージのリッチテキスト書式、添付ファイル、貼り付け画像などの情報について、Exchangeへの移行後も高い再現性を維持できる点が挙げられる。ノーツとExchangeは、基本的に異なるアプリケーションであり、データは移行できたとしても、見た目は乱れてしまうケースがほとんどだ。これに対し、Notes Migrator for Exchangeではノーツメールの見た目をそのままOutlook上に再現する。エンドユーザーは、Exchange移行後も違和感なくメールを確認できる。

写真2 日本クエスト・ソフトウェア システム・コンサルティング部 システム・コンサルティングマネージャー 石井洋介氏

 「また、メールデータを移行する際、見た目を再現するのに加えて、メールの宛先や差出人のアドレスを、ノーツアドレスからSMTPアドレスへ自動変換する点も大きな特徴」というのは、システムズ・コンサルティング部 システムズ・コンサルティングマネージャーの石井洋介氏。「手作業による移行では、Outlook上でもアドレスはノーツのままだったため、ノーツメールに返信する際は毎回アドレスを修正する必要があった。Notes Migrator for Exchangeによるマイグレーションでは、自動的にSMTPアドレスに変換されるので、アドレス修正の心配をすることなく、Outlook上でそのまま再利用することができる」と、そのメリットを強調する。

 さらに、Notes Migrator for Exchangeは、メールデータの移行方法として、ユーザーのビジネス規模や環境に合わせて、(1)サーバ間の移行、(2)ローカルメールアーカイブの移行――の2つのパターンを用意しているのも見逃せない。いずれのパターンも、同社独自の高度なマイグレーション機能によって、迅速かつ効率的なExchangeへの移行を実現する。

 「サーバ間の移行」は、ノーツサーバからExchangeサーバへ、大量のメールデータを一気に移行したい企業に最適な方法だ。この場合、移行処理に伴うダウンタイムが気になるところだが、Notes Migrator for Exchangeは、マルチスレッド化された移行エンジンによって、移行時間の大幅短縮を実現。最大32のメールボックスを同時に並列移行させることが可能で、移行用サーバを増設すれば、最大同時移行メールボックス数を増やして大規模環境の移行を一気に進めることもできるという。また、夜間や週末など、ネットワーク負荷の少ない時間に移行ジョブをスケジュールすることで、業務に与える影響を最小限に抑えられる。

 もう1つの「ローカルメールアーカイブの移行」は、まさにNotes Migrator for Exchangeならではのユニークな移行方法だ。サーバに負荷を与えることなく、ノーツクライアントからOutlookへ、エンドユーザー主導でデータを移行させたい場合に最適となっている。「管理者は、移行用サーバにSelf-Service Desktop Migratorをインストールして環境設定を行い、エンドユーザーに実行環境へのリンクをメールで通知するだけ。後は、エンドユーザー自身がメールのリンクから実行環境にアクセスし、数回クリックするだけで、ローカルにあるノーツのメール資産やレプリカ、個人アドレス帳をOutlook環境に簡単に移行できる」(石井氏)という。

 この他、最近注目を集めているクラウド環境への移行にも対応しており、「オンプレミス環境だけでなく、マイクロソフトが提供するクラウドサービス『Exchange Online』へのデータ移行もサポートしている。さらに、2011年度中に出荷が予定されているOffice 365についても、リリースとほぼ同じタイミングでサポートを表明する計画」(石井氏)との考えを明らかにしている。

 こうしたNotes Migrator for Exchangeが提供するマイグレーション機能は、特に官公庁関連や大規模製造業、金融業のノーツユーザーにとっては、Exchange移行へのベストプラクティスとして高い評価を得ており、導入検討への動きも加速しつつあるという。

 石井氏は、「実際に、全国に拠点を持つ官公庁への導入事例では、サーバ間移行によって、週末だけで約3000人のメールボックスを一気に移行した実績がある。また、大手電機メーカーの事例では、ローカルメールアーカイブの移行によって、数万人規模のマイグレーションに成功した。そして、移行後の問い合わせについても、使い方に関するものが40件、不具合に関するものが20件と、(ユーザー規模と対して)わずかしかなかった」と、Notes Migrator for Exchangeの性能と品質の高さについて確かな裏付けを示す。

 今後の展開について大越氏は、「当社は、2011年7月1日に旧クエスト・ソフトウェアと旧バックボーン・ソフトウェアが統合して新たなスタートを切ったが、“アプリケーションの運用を支援するツールを提供していく”という事業ビジョンは変わらない。そして、その中でもNotes Migrator for Exchangeは、今後日本市場で大きな成長を遂げる製品として期待している」と力を込める。

 そして、「成長への鍵は、さらなる認知度の拡大だ。この製品の機能やメリットを広く知らしめることができれば、自然とニーズはついてくるはず。今後、日本マイクロソフトやSIパートナーとの連携体制を強化して、日本市場の開拓に力を注いでいきたい」と意欲を見せている。

 また、旧クエスト・ソフトウェアと旧バックボーン・ソフトウェアの相乗効果を生かしたソリューション展開も進めていく考えで、「Notes Migrator for Exchange」によるメールシステムの移行をきっかけに、「Notes Migrator for SharePoint」による掲示板やグループウェアの移行、さらには旧バックボーン・ソフトウェアの持つデータ保護製品まで含めて、「移行から運用管理・監査、データ保護まで、Windowsのシステムマネジメントのライフサイクルを全てカバーするソリューションを提案していく」(大越氏)との考えを示した。

 今、ノーツを利用している企業で、Exchangeへの移行が急務になっている管理者は、手作業での移行やノーツサーバの塩漬けを考える前に、まずはNotes Migrator for Exchangeの導入を検討してみてはいかがだろう。

関連リンク

「DominoからExchange 2010への移行を成功させる7つのステップ」(日本クエスト・ソフトウェア株式会社 ホワイトペーパー・ダウンロード)

【要約】

本ホワイトペーパーでは、DominoからExchange 2010への移行プロセスについて、Exchange 2010の機能が移行にもたらす影響や、ユーザーが直面する主な課題も含めて分かりやすく説明します。次に、移行の7つのステップを簡単に説明し、移行をシームレスに行う上で役に立つベストプラクティスを幾つか紹介します。


提供:日本マイクロソフト株式会社

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