クラウドに最適なVPNはどっち? 「IP-VPN」「広域イーサ」を徹底比較徹底解説! クラウド時代のVPN使い分け術

「IP-VPN」と「広域イーサネット」の違いを正確に理解しているだろうか。クラウド時代のネットワーク構築を進める上で知っておきたい、IP-VPNと広域イーサネットの仕組みやメリットを解説する。

2012年08月06日 00時00分 公開
[ITmedia]

 ネットワークの安全性を、コストを抑えて実現したい――。こうしたニーズに応えるのがVPNサービスである。今や業種/業態や企業規模を問わず広く利用されているVPNサービスは、サービスの種類もまた豊富だ。インターネットを利用する「インターネットVPN」を利用する企業もあるが、安全性をより高めるなら、通信事業者が管理する回線を利用する「IP-VPN」「広域イーサネット」が最適だ。

 IP-VPNと広域イーサネットは一見すると似ているように思えるが、実は利用する技術や特性に大きな違いがあることをご存じだろうか。外部と情報をやりとりするための通信基盤は、企業システムのいわば生命線。情報システムのクラウド移行を検討する際も、足回りとなるネットワークの選定は重要な課題だ。IP-VPNと広域イーサネットの違いを正しく認識しておくことは、クラウド時代のネットワーク検討に当たって無視できないといえるだろう。この機会に、IP-VPNと広域イーサネットの仕組みやメリットの違いをあらためて確認しておこう。


提供:NTTコミュニケーションズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部