アプリケーションの無停止運用と仮想化を低コストで同時に実現するには日本ストラタステクノロジー「Stratus Avanceソフトウェア」

オープン系システムが企業ITの隅々まで浸透した今、IAサーバ上で動くアプリケーションの可用性はこれまで以上に重要性を増している。しかし、そのために無尽蔵にコストを掛けられるわけでもない。どうすればいいか。

2012年08月31日 00時30分 公開
[ITmedia]

アプリケーション無停止稼働に立ちはだかる課題

 「ビジネスクリティカルアプリケーション」、つまり停止してしまうとビジネスに莫大な損害をもたらす重要なアプリケーションが急増している。考えてみれば、今や企業のビジネスのかなりの部分がITシステムに依存している。顧客に対する製品・サービスの提供しかり、パートナー企業との取引しかり、その大部分がネットワークを介したビジネスアプリケーションの処理に依存している。

 また社外との接点だけでなく、社内の基幹業務も、ほとんどがIAサーバ上の業務アプリケーションで処理されるようになった。かつては高額なメインフレームコンピュータで稼働していたクリティカルシステムが徐々にIAサーバによるオープン系システムに置き換わり、さらに近年ではサーバ仮想化の普及により、さまざまなシステムがIAサーバ上に集約されるようになった。

 このように、今や望む望まざるにかかわらず、IAサーバで稼働するアプリケーションの可用性によって、企業のビジネスが大きく左右される時代なのだ。そのために多くの企業では、HAクラスタシステムを導入したり、仮想化ソフトウェアのHA/FT機能を導入したりと、さまざまな方法でアプリケーションの無停止稼働に取り組んできた。これらは確かに一定の効果を挙げてきたが、その一方でハードウェアへの高額な投資、複雑なシステム構成の設計と運用、そして専任要員の確保と、信頼性と引き換えに多大なコストを企業に強いてきた。今後、ビジネスクリティカルアプリケーションの数がさらに増えていけば、こうした投資の負担は膨らむ一方だ。

無停止稼働を低コストで実現するソフトウェアFTソリューション

 こうした課題を解決できるソフトウェアソリューションが注目を集めている。それが、日本ストラタステクノロジーが提供する「Stratus Avanceソフトウェア」だ。米ストラタステクノロジーといえば、FTサーバを提供するハードウェアベンダーというイメージが強いかもしれないが、Stratus Avanceソフトウェアはその名の通り、ソフトウェアの機能だけでアプリケーションの無停止稼働を実現する製品である。

 同製品のユニークな点は、仮想化ハイパーバイザーの機能も併せ持つ点だ。Stratus AvanceソフトウェアをIAサーバにインストールすると、仮想OS環境を複数構築し、その上でさまざまなアプリケーションを稼働させることができる。もしサーバにハードウェア障害が発生した際には、Stratus Avanceソフトウェアがこれを自動検知し、もう1台のサーバ上に仮想OS環境をライブマイグレーションで移動する。これらの処理は全て自動的に行われる上、アプリケーションは一切停止することなくその動作を継続する。これだけの可用性を担保しながら、旧来のHAクラスタシステムや仮想化ソフトウェアのHA/FTソリューションと比べ、大幅に導入・運用コストを節約できる。

画像 大手SIerインテックのコールセンター用クラウドサービス「CTI-One/AS」でのStratus Avanceソフトウェア導入例(出典:ホワイトペーパー「24時間365日連続稼働」を支えるサービス基盤の選び方)

 実際、既に多くの企業が同製品を使って、業務アプリケーションの無停止運用を低コストで実現している。例えば、大手SIerのインテックでは、コールセンター用アプリケーションのクラウドサービス「CTI-One/AS」のシステム基盤にStratus Avanceソフトウェアを採用している。24時間365日の稼働が求められるコールセンターシステムの高いサービスレベルを満たしているのはもちろんのこと、同時にシステム運用管理工数の大幅削減も実現したという。この事例の詳細については別途ホワイトペーパーで紹介されているので、本稿を読みStratus Avanceソフトウェアに興味を抱いた方はぜひ参照されたい。

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