負荷分散だけではない、BIG-IPが企業にもたらす多様なソリューション「BIG-IP=ロードバランサー」という大きな誤解

「BIG-IP」といえば負荷分散、そんな思い込みを持つ方は少なくない。しかしクラウドの普及やサイバー攻撃の増加といったIT環境の変化に適用する機能を豊富に用意している。

2017年10月13日 10時00分 公開
[ITmedia]

 F5ネットワークスの「BIG-IP」といえば、負荷分散のための機器。オンラインショッピングやゲーム、Webサービスを展開するなど大量のトラフィックをさばく必要のある企業のためのもの――そう思い込んでいるネットワーク管理者は多いのではないだろうか。

 確かにBIG-IPは長年にわたりロードバランサー(負荷分散装置)市場で大きな存在感を示してきた。このため、負荷分散というイメージが強いかもしれないが、実は、急速に変化し続けるIT環境に追随し、最適化したネットワークインフラを実現するための機能を豊富に備えている。

 BIG-IPは、物理アプライアンスだけでなく仮想アプライアンスでも複数のモデルが提供されており、規模に応じて選択できる。その上で共通のプラットフォームとなるOS「TMOS」が動作し、さらに用途に応じて、負荷分散およびトラフィック管理を行う「BIG-IP Local Traffic Manager(LTM)」をはじめとするソフトウェアを組み合わせることで、クラウドサービス利用のトラフィック最適化や可視化、セキュリティ強化など、一般的なエンタープライズ企業のニーズに応える多様な機能を提供できる。ここでは、あまり知られていないかもしれない、負荷分散以外の機能を紹介しよう。


提供:株式会社ネットワールド
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部