HCIの「落とし穴」から考える、失敗しない製品選定のヒントHCIは魔法の箱か?

HCI導入を成功させ、そのメリットを最大限に享受している企業が実践している3つのポイントがある。HCIの検討に向けたポイントを解説しよう。

2018年04月26日 10時00分 公開
[ITmedia]

 HCI(ハイパーコンバージドインフラ)は、現在の企業ITで特に注目を集めているシステムの1つだ。サーバ、ストレージ、ネットワークの全ての要素がアプライアンスに統合されており、迅速に導入し、容易に運用できることから、仮想化環境やプライベートクラウドを構築するための基盤として、「HCIファースト」でシステムを検討するユーザーが少なくない。

 HCIは、既存システムと置き換える形で導入してもメリットを得ることができるが、従来のシステムと同様に、HCIの特性に合った適切な導入方法や技術選定、運用方法の策定を行えば、さらに大きなメリットを得ることができる。また、最近では仮想化ハイパーバイザーの選択肢も増えてきた。本稿では、HCIの導入を成功させて、その可能性を最大限に生かすためのポイントについて考えたい。どのような考え方で機器を選定すべきか、システム以外に検討すべき要素はないのか。どうすれば自社のニーズにフィットするHCIを選ぶことができるのか。より賢いHCI導入や活用法について考えてみよう。


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