ウティマコの統合セキュリティスイート、外部メディアとの暗号化データ交換に対応NEWS

統合型セキュリティ製品スイートの新バージョン「SafeGuard Enterprise 5.21」を発売。リムーバブルメディアを透過的に暗号化し、セキュアなデータ交換を実現する「SafeGuard Data Exchange」を追加した。

2008年03月21日 19時40分 公開
[TechTarget]

 認証・暗号化ソリューションを提供するウティマコ セーフウェアは3月21日、統合型セキュリティ製品スイートの最新版「SafeGuard Enterprise 5.21」の販売を開始した。

 SafeGuard Enterpriseは、認証、暗号化、ポリシー管理といった機能を提供し、PCやリムーバブルメディア上の情報を包括的に保護する製品。モジュールの組み合わせで機能を構成する方式により、企業の規模やニーズに合わせた拡張が可能だ。

 新バージョンでは、既に発売されている「SafeGuard Management Center」と「SafeGuard Device Encryption」のモジュールに加え、新たに「SafeGuard Data Exchange」モジュールを追加。このモジュールでは、PCとリムーバブルメディアとのデータ交換を暗号化し、組織内外でのデータのやりとりをセキュアに行える。また、システム管理者、セキュリティ管理者、監査担当者、一般ユーザーなどの権限をActive DirectoryやPKI(Public Key Infrastructure)と連携して集中管理する機能を装備した。Windows Vista Enterpriseなどが備える暗号化機能BitLockerも統合管理できる。

 価格はSafeGuard Device EncryptionとSafeGuard Management Centerの組み合わせで1ライセンス当たり1万6800円(1000ライセンスの場合)。SafeGuard Data Exchangeは同日より6カ月間、特別キャンペーンとしてSafeGuard Device EncryptionとSafeGuard Management Centerの購入ユーザーに無償で提供される。

関連ホワイトペーパー

暗号化 | 認証 | 情報漏洩 | PKI | Windows Vista


ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...