「Windows Server 2003」のサポート終了まで半年を切り、移行に取り組むことが急務となっている。ただ、中堅・中小企業を中心に「分かっているけど移行できない」と悩む企業も存在する。打開策はあるのか?
2015年7月にサポート終了を迎えるサーバOS「Windows Server 2003」の移行が進みつつある。日本マイクロソフトによると、国内で稼働する238万台のサーバのうち、Windows Server 2003が稼働するサーバは2013年末の約36万台から2014年末には約21万台まで減少したという。この1年で約15万台の移行が完了したことになる。それでも移行対象のサーバは多く残されている。2014年4月のWindows XPサポート終了で苦労した企業も多いと思うが、基幹系をはじめ重要な業務アプリケーションが稼働しているサーバの移行は、クライアントの移行以上に期間と正確さが求められ、まったなしのタイミングに来ている。
企業規模で見ると、特に中堅・中小企業の移行計画が遅れているという。サポート終了によるセキュリティリスクの増大を回避するためにも、サーバ移行が最善策であることは企業規模を問わずどの企業にも当てはまる。ただ、移行が進まない企業の多くが直面しているのが「サポート終了は認識しているにもかかわらず移行が進まない」というジレンマだ。
自社に最適なサーバ移行をどう実現すればいいのか? 本稿では、各企業特有の課題を例に挙げながら、より実効性のある解決策が得られるヒントを紹介しよう。
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