「簡単」だけで選ぶと落とし穴に……
ノンプログラミング開発ツール選び
導入の際のチェックポイントを知る

ノンプログラミング開発ツールの選び方を徹底解説。クラウド型、オンプレミス型などのタイプ別に特長を整理し、導入検討の際にチェックすべきポイントを挙げてみたい。

2016年07月01日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ある業務の情報を、部署やチームといった複数のメンバーで共有したい場合には、まずは「Microsoft Excel」や「Microsoft Access」を活用することが多いだろう。しかし、関わるメンバーが増えてきた場合、あるいは非常に多くのデータを管理しなければならない場合などは、その業務専用のシステムが必要になってくるはずだ。しかし、「開発スキルを持つ人員が社内にいない……」「開発者がいてもなかなか時間が取れずにシステムを用意できない……」といったケースをよく聞く。

 それならばと、最近急激に増えているのが、ノンプログラミングで高速に開発できるツールを導入する企業だ。確かにこのようなツールを活用することで、顧客管理や案件管理をはじめとした業務システムが簡単に作れたり、業務部門からの急な依頼に振り回されることもなくなるため、情シス部門の負担は一気に削減されるだろう。

 ただし、注意しなければならないのは、いわゆるノンプログラミング開発ツールにもいろいろあるということ。どのツールも「簡単、短期間でシステム開発」をうたい文句にしているので、「どれを選べばいいか、分からない」という人も多いのではないだろうか。

 そこで今回は、世の中に続々と登場しているノンプログラミング開発ツールの選び方を徹底解説。クラウド型、オンプレミス型などのタイプ別に特長を整理し、導入検討の際にチェックすべきポイントを挙げてみたい。


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