病院内コミュニケーションを劇的に変えるスマートデバイス導入法とは医療現場のインフラは次の時代へ

質の高い医療を安定的に提供するには患者とのコミュニケーションやスタッフ同士の連携が肝になる。医療に特化したスマートデバイス技術を使えば、ナースコールの利便性を高め、院内システムと連携して診療の精度を向上させられる。

2019年06月28日 10時00分 公開
[Techtargetジャパン]

 医療機関では医師や看護師、薬剤師などのさまざまな職種が連携して働く必要があることから、コミュニケーションやコラボレーションは医療の質に直結する重要な要素だ。特に病床数の多い病院は、限られた医師、看護師やその他のスタッフの数で、数多くの患者を正確かつ迅速にケアする環境が求められる。

 現在、院内コミュニケーションの一般的な手段としては構内PHSが普及している。ただし2020年7月に公衆PHSサービスは終了し、構内PHSもいずれは使えなくなる可能性が高い。その動きを見据えた上で、より質の高い医療を提供するためにスマートデバイスを導入しようという取り組みが活発化してきているが、さまざまな課題も見えてきた。

 今後の医療現場は、どのようなデバイスやツールを使って円滑な情報のやりとりを実現すべきだろうか。多職種連携を支え、質の高い医療を安定的に提供するためのスマートデバイスには、どのような「信頼性」が求められるのだろうか。従来の課題を克服し、医療現場のコミュニケーションに特化したモバイル技術を、事例と共に紹介する。


提供:シスコシステムズ合同会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部