「在宅勤務中なのに紙の領収書・請求書処理で出社」の“理不尽”を解消する方法領収書・請求書のペーパーレス化

テレワーク移行後でも、領収書や請求書の管理に紙ベースの処理が残っているので「原本管理のために出社」といった理不尽に悩まされる場合がある。こうした経理・財務業務のデジタルシフトに「AI-OCR」はどう貢献するのだろうか。

2020年07月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業の中でも、経理・財務部門は紙を使う業務が依然として目立つ。昨今の状況を受けてテレワークを進めるに当たり、経理・財務部門の業務見直しを迫られている企業も少なくない。厄介なのは領収書や請求書の管理だ。これらは各部門の従業員から原本(紙の現物)を提出してもらう必要があるためその影響は全社に及ぶ。

 「テレワーク中なのに書類を処理するためだけに出社」という状況は変える必要があるだろう。そこで注目を集めている技術が「AI-OCR」、つまりAI(人工知能)技術を取り入れたOCR(光学文字認識機能)だ。OCRは古くからある技術だが、AI技術と組み合わせることで手書き文字の読み取り精度も格段に向上する。領収書や請求書をAI-OCRで自動的にデータ化することで、増加し続ける経理・財務部門の業務にどのような効果が期待できるのか、詳しく説明する。


提供:SCSK株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部