「macOS」のノウハウ、賢い使い方のヒント

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macOSとは? いまさら聞けない基礎知識

 Appleの「macOS」とは、同社のクライアントデバイス「Mac」向けのOSだ。同社は、エンドユーザーが直感的に理解できる「ユーザーフレンドリー」な体験をもたらすことができるように、macOSのユーザーインタフェース(UI)を設計している。(続きはページの末尾にあります)

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Macの職場利用が増える中、Windows環境に慣れたIT担当者は、その対応や扱いに困るときがあるだろう。万が一、Macにトラブルが発生しても慌てないための10のヒントを紹介する。

(2014/10/24)

MacとmacOSの歴史

 初代「Macintosh」(Macの前身)をAppleが発売したのは、1984年にさかのぼる。Macintoshはグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)とマウスを備えたクライアントデバイスで、OSとしてmacOSの前身である「Mac OS」を搭載していた。

 MacintoshのGUIの一部要素は、1970年代初頭に、印刷機器会社Xeroxのパロアルト研究所が実施した実験に基づいている。マウスや各プログラム、アクションを表すアイコン、ウィンドウなどがその例だ。MicrosoftはMac OSのこうしたアイデアを、同社のOS「Windows」に取り込んでいる。Mac OSは2001年以降、macOSと呼ばれるようになった。

 発売当初、MacintoshはMotorolaのマイクロプロセッサ「MC68000」シリーズで動作していた。その後、AppleとIBM、Motorolaが共同開発したプロセッサ「PowerPC」に移行した。2006年以降はIntel製のプロセッサを使用していたが、Appleは2020年以降に発売するMacのプロセッサを、自社開発の「Appleシリコン」に切り替えている。