予算は幾らか? 複雑さをどこまで許容するか? オープンソースとSaaS(サービスとしてのソフトウェア)のどちらかを選ぶ際には、この2つをはじめ多くの要素を事前に検討すべきだ。
爆発的に拡大するオープンソース市場は、帳簿管理や顧客管理を自動化するための新しい選択肢を数多くSMBに提供している。また、多くの新興ベンダーが、アプリケーションをホスティングしてインターネット経由で顧客に提供するサービスを提供している。これがSaaSと呼ばれるアーキテクチャだ。
低コストな選択肢が数多く提供されているため、ユーザーにとって、煩雑なインストールやコンフィギュレーションといった一連の作業がつきものの、大規模ソフトの導入にあえて乗り出す理由はほとんどない。だが、オープンソースとSaaSのどちらを選ぶかは、予算と複雑さの許容度によっては難しい判断になる。
選択肢はそれぞれ豊富にある。オープンソースソフトのデータベースであるSourceForge.netでは、ERPやCRMのカテゴリーだけでも、実施中のプロジェクトが250件以上もリストされている。一方、Software-as-a-Service Showplaceは、33のアプリケーションカテゴリーにわたって150件以上のサービスを掲載している。
最適な選択肢は、あなたの会社がどの要素を最も重視するかによって決まる。オープンソースとSaaSそれぞれの長所と短所を紹介しよう。
「ペプシチャレンジ」で煽られて焦ったコカ・コーラの“痛恨のやらかし”とは?
長年の間「コーラ戦争」を続けてきたCoca-ColaとPepsi。マーケティング施策でも切磋琢磨...
デジタル化する顧客体験に関する消費者と企業の認識ギャップ――ナイスジャパン調査
問い合わせの初動としてインターネットやFAQ検索をする人が約8割。デジタルチャネルによ...
気象データは近未来のデータ 予測に基づき「役に立つ」広告を届ける
気象データを活用することでどのような広告コミュニケーションが可能になるのか。海外の...