オープン・イノベーションの活用Web2.0時代のIT戦略【最終回】

エンタープライズ領域でWeb2.0のコンセプトを象徴しているのがオープンソースである。ISIDではオープンソースをビジネスで活用するためのさまざなな取り組みを行っている。ISIDがサポートサービスを提供している、オープンソースのJava開発フレームワーク「Seasar2」を例に挙げて紹介しよう。

2006年08月28日 08時00分 公開
[TechTarget]
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株式会社電通国際情報サービス

事業推進本部 R&Dセンター

飯田 哲夫氏

【専門分野:IT戦略】

金融分野におけるシステム開発、ソリューション企画に携わる。現在は、オープンソース関連のビジネス企画を中心に、新しいSIモデルの構築に取り組む。東京大学文学部仏文科卒業、マンチェスター・ビジネス・スクール経営学修士。


 前回は、なぜ企業にとってオープン・イノベーションが重要なのかについて議論した。そして、その実例としてオープンソース・ソフトウェアの領域において生まれつつあるビジネスモデルを取り上げた。今回は、重要性の増すオープン・イノベーションをどうすれば戦略的に活用できるのかについて、ISIDの取り組み事例に基づいて議論してみたい。今回も、IT領域におけるオープン・イノベーションという観点から、オープンソース・ソフトウェアが中心となる。

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制作:ITmedia +D 編集部