「見積書を違う相手に送ってしまった……」を回避せよメールの誤送信は、金銭問題がからむトラブルの元凶!

情報漏えいの原因は、不正アクセスやウイルス感染だけでなく、メールの誤送信によるものも無視できないレベルに達している。メールを誤送信した本人が気づきにくいため対処が遅れがちで、送信先から指摘されるまで発覚しないケースも多い。今回は、この手薄になりがちなメールの誤送信を含む、メールセキュリティ対策製品にスポットを当てる。

2006年11月13日 00時00分 公開
[TechTarget]

 絶えることのない情報漏えい事件。その原因の多くは不正アクセスやウイルス感染によるものだが、メールの誤送信による情報漏えいも増加傾向にあるという。この誤送信には、意図しない相手へ間違って送ってしまうというものから、添付するファイルを取り違えてしまうなど、さまざまなケースが存在する。

 特に後者では、第三者には見せられない契約書や見積書といったファイルを相手に送ってしまうことで、信用問題だけでなく、ビジネスの根幹を揺るがすような問題に発展する可能性すらはらんでいる。