ERPの需要は、一巡したという説もある。現在はERPの新規導入というよりも、大手企業の多くが数年前に導入したERPパッケージの更新時期を迎え、それを期に新たな展開を模索しているという話も聞こえてくる。そのような状況の中、数年前にはあまり重要視されていなかったコーポレートガバナンスやコンプライアンスなど、企業には新たな課題が課せられている。それを効率よく解決していくためには、ITシステムの新たな活用法が必須となる。