エフ・エフ・シーが、Windowsの操作制限機能やファイルの強制暗号化機能により情報漏えい対策を行うソフトウェア「InfoBarrier5」を発売する。企業の内部統制、コンプライアンスを情報セキュリティ面から支援する機能が追加された。
エフ・エフ・シーは、Windowsの操作制限機能やファイルの強制暗号化機能により情報漏えい対策を行うソフトウェア「InfoBarrier4」をバージョンアップし、新たに企業の内部統制、コンプライアンスを情報セキュリティ面から支援する機能を追加した「InfoBarrier5」を5月23日より発売すると発表した。価格は、全製品が同梱されるソフトウェア「BarrierSeries Media Pack2」が3800円、ライセンスは7900円からとなっている(ともに税別)。
新バージョンでは、クライアントPCの操作をリアルタイムに監視するアラート機能が追加され、また操作ログ監視機能が強化されたという。アラート機能では、外部媒体接続、アプリケーション起動、印刷行為、Webサイトへのアクセス、添付ファイル付きメール送信などの監視対象項目をあらかじめ指定することでリアルタイムの監視を行い、結果をシステム管理者および本人に通知する。また操作ログ監視機能では、従来のクライアントのファイル操作ログ、Webサイトへのアクセスログ、添付メール送信ログ、印刷ログの監視機能に加え、アプリケーションの起動/終了ログ、メッセンジャー利用ログ、外部媒体接続ログ、ファイルサーバへのファイル操作ログを取得できるようになった。これにより、クライアントPCの操作を監視し監査証跡として残すことができ、情報漏えい時の追跡に役立てるだけではなく、情報セキュリティにおける内部統制にも役立つとしている。
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