帯域制御やホスト遮断も実現! ここまで進化した最新IPS事情ネットワーク型IPSアプライアンス「McAfee IntruShield 4.1」

マカフィーはこの夏、ネットワーク型IPS(Intrusion Prevention System)の最新版「McAfee IntruShield 4.1」をリリースする。性能・機能・操作性の高さから導入実績が豊富な同製品は、今回のバージョンアップでも新機能の追加や自社製品との連携などのエンハンスを行っている。また、スループット5/10Gbpsのハイエンド版投入も年内中に予定されている。

2007年05月25日 00時00分 公開
[TechTarget]

 IPS製品は、ネットワーク内外からの既知・未知の攻撃を検知し、防御する切り札とされる。ウイルス対策やファイアウォールだけでは防ぎ切れない脅威をフォローするからである。ただ、ファイアウォールなどに比べると導入率は決して高くない。「ネットワークに負荷がかかる」「操作の習得が大変」「運用負担が重い」といった先入観がユーザーの中で強いためである。

 だが実際は、多くのIPS製品が検出・防御の基本機能を成熟させており、ユーザーの運用を支援する機能も充実させている。その筆頭格がマカフィーのネットワーク型IPS「McAfee IntruShield」である。

 この夏にリリースされる最新版でも性能・機能・操作性の面で着実な進化を見せ、ユーザーへ与えるベネフィットを高めている。特に今回は、同じマカフィー製品(脆弱性管理ツール、クライアント向けセキュリティ統合管理ツール)との機能連携を実現したことで、より実効性が高く、効率的なIPS運用への道を開いた点が注目である。