日本コムシスが、個人情報漏えい対策や不審者の侵入を防ぐための入退室管理などを含めたセキュリティソリューションの販売体制を、より一層強化する。
日本コムシスは5月28日、個人情報漏えい対策や、不審者の侵入を防ぐための入退室管理などを含めたセキュリティソリューションの販売体制を、より一層強化すると発表した。同社はこれまで多くのセキュリティソリューションを提供しており、自治体や大手証券会社などへの導入実績がある。
同社のセキュリティソリューションは、ICカードや指紋認証、静脈認証による入退室管理やPCのログイン管理、Webカメラを活用した遠隔地での監視など。顧客の環境に合わせて機能を組み合わせることにより、それぞれの用途に適したセキュリティ環境を構築することが可能となっている。同社は、自社ソリューションをいち早く自社導入し、ケーススタディとして顧客に公開している。また、個人情報や機密性の高い情報が含まれるデータファイルの暗号化を、コムシスグループの企業も含めた約1万人の社員を対象に義務付けている。データの復元は、社員に配布された専用のICカードによって認証が行われたときのみ可能となる。
日本コムシスは今後、セキュリティソリューションを構成する製品/システムの拡充を図ると同時に、コンサルティングから導入後の保守/運用までのワンストップサービスを展開していくという。今年度は8億円の売り上げを目標に、同ソリューションを自治体や一般企業に販売していくとしている。
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