IT投資の決断プロセスは、現状あまり論理的とはいえない。CA Clarityは、ITガバナンスを厳密かつ確実に履行できる基盤となる。IT投資の客観的な優先順位付けに寄与する可視化テクノロジーにより、恣意の入らない意思決定を実現する。
企業は、前進や成長を前提とする組織である。現状維持は後退を意味する。常に今より大きな絵を描き、それを実現するべく活動することでようやく存続が可能になるのである。
今日、そのための道具立てとして最も重要視されているのがITだ。ITを戦略的に活用することで、もっと効率よく、幅広く、賢くビジネスを展開することが可能になるとともに、顧客や投資家もそうすることを求めている。しかし、IT投資そのものの重要性は認識されているものの、数ある候補案件の吟味や優先順位付けに関しては、あまり論理的でもなければ、整合性が取れているわけでもないのではないだろうか。
あなたの会社はどうだろうか? 最優先で決まった営業支援システムの導入プロジェクトは、最も成績のいい事業部の営業部長が大きな声を上げたからではないだろうか。経営コックピットシステムプロジェクトは、トップのツルのひと声により、急に決まったものではないだろうか。
それらが重要ではないと言っているのではない。ただ、企業全体のIT投資最適化を考えたとき、タイミング、コスト、リソースの観点で、また企業の成長戦略との兼ね合いの中で、そのようなプロセスでIT投資を決定することが最善かどうか。それでは前進と成長のためを支援するはずのIT投資が、逆にブレーキをかける役目を担ってしまうかもしれない。
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