間近に迫るサーバ熱問題! そのラックでは乗り切れないラック一筋のエキスパートが指南するサーバラックの選び方

サーバ集積度が高まることで起こるサーバ熱問題。米国に続き、日本でも臨界点超えは目前といわれる。対策の基本は、ラック内のエアフロー(空気の流れ)を適切にコントロールすることだが、それさえできていないユーザーが意外に多いという。心掛けるべき最低限のポイントとは。

2007年11月20日 00時00分 公開
[提供:株式会社エーピーシー・ジャパン]

 米国ではサーバの集積化が進んだ結果、サーバ熱問題が大きな問題となっている。これは近い将来、日本も直面する問題だろう。

 サーバ熱対策の基本はエアフロー(空気の流れ)の適切な管理であり、そのエアフローにはサーバラックの構造や装備が大きく影響する。ラックは単なる「サーバ収納棚」ではないのだ。

 ところが日本企業は従来、サーバとは熱処理の仕組みが根本的に違うFA機器用のラックをサーバ用として盛んに流用してきた。これまでは、ラック当たりの発熱量が比較的低いので問題は深刻化していないが、サーバ熱問題を潜在的に抱え込んでいるサーバルームやデータセンターは多いのだ。

 日本でラックマウント型サーバが市場に登場した1996年から11年、一貫してサーバラックのビジネスに関わってきたエキスパート中のエキスパート、APCジャパンの飯島 康弘氏がその「問題と対策」を指南する。


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