2007年12月、「SAP CRM 2007」が発表された。ユーザーニーズに応えたインタフェースの刷新を始め、まさに「痒い所に手が届く」ようになったSAP CRMの全容を見ていこう。
ビジネスの世界に安泰はない。技術革新のスピードは加速の一途をたどり、規制緩和や経済のグローバル化といった社会の変化によって、現代の顧客獲得競争は業界の壁はいうまでもなく国境すら飛び越えてしまう。
こうした厳しいビジネス環境下において、企業が何より重視しなければならないのは顧客との関係だ。顧客を理解し、迅速な対応を計り、さらに顧客とのコミュニケーションを通じて継続的にビジネスを改善し続けることが何よりの成功へのカギである。
企業のこうした顧客対応活動を強力に支援すべく、SAPは1999年に「SAP Customer Relationship Management(SAP CRM)」をリリースした。以来ほぼ毎年大きな機能拡張を継続してきた。2007年12月、この製品に待望の新版が登場した。それはまさに、「全社レベルで日常業務の一環に組み入れられるCRM」を目指した意欲的なメジャーアップグレードだ。
提供:SAPジャパン株式会社
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