2008年版、SaaSの利用実態と今後の展望SaaSのトレンドを追う

2007年は、SaaSにとって認知度向上の年となった。今後も中堅・中小企業だけでなく、大企業においても導入が進むのだろうか。SaaSの利用実態と今後の展望を解説する。

2008年01月11日 00時00分 公開
[提供:日本オラクル株式会社]
日本オラクル株式会社
カスタマーサービス統括本部
カスタマーサービス営業推進本部
提案営業部
渡邊 純一氏
専門分野:各種サービスによるソリューション提案
SIer、コンサルティング会社、ソフトウェア会社などを経て、現職。新規ソフトウェア製品のパートナー企業開拓やサービス事業の新規立ち上げなどに携わる。現在は、各種サービスの中から最適な運用ソリューション組み合わせ顧客に提案する業務を担当している。

 SaaS(Software as a Service)にとって、2007年は認知度向上の年となった。特にSaaSの代表格であるセールスフォース・ドットコムが日本郵政に採用された件は、象徴的な出来事だったといえる。それまでSaaSは、中堅・中小企業を中心に採用が進むと考えられてきたからだ。過去にも、大企業によるSaaS型CRM/SFAの採用実績は確かにあったが、それらは特定の部署単位など限られた環境での利用が中心だった。それが日本郵政という巨大な組織に採用されたのだから、IT業界に与えたインパクトは非常に大きい。大企業にもSaaSは浸透する。これが、今後のSaaSの方向性なのだろうか。

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