携帯電話を利用した社内情報へのアクセスニーズが高まっている。ここでは、製品選択のコツを交えながら、最新のモバイルソリューションの魅力を紹介する。
営業担当者など外出の多い人であれば、誰もが移動時間にちょっとしたメールの閲覧・返信やスケジュールの確認を行いたいと思うものだ。かつてはノートPCが必要だった作業も、今では携帯電話の通信速度向上や料金定額化に伴い、ほとんどが携帯電話から行えるようになった。情報漏えいの防止を目的に外部へのPC持ち出しを禁止している企業においても、携帯電話を利用することでシンクライアント端末のようにデータを機器に残さず社内情報へアクセスできる。セキュリティ対策と業務の効率化を兼ねる「モバイルソリューション」へのニーズが高まっているのもそのためだ。
しかし、一口にモバイルソリューションといっても、その種類はさまざまだ。製品により、対応するキャリアやメールサーバ、グループウェアは異なり、専用線やシステム構築の有無でもトータルコストに大きな違いが出てくる。
ここでは、セキュアで最適なモバイルソリューションを選択するためのヒントを交えながら、Microsoft Exchange ServerやLotus Notes/Dominoといった主要なアプリケーションに対応する最新のモバイルソリューションを紹介する。
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