VMwareによるSAP ERP仮想化のメリットを徹底検証SAP ERP仮想化へのベストプラクティス

SAPがVMwareをWindows版の本番稼働環境としてサポート開始したことにより、SAPユーザーにとって仮想化が現実的なものとなった。SAP ERPのアップグレード、災害対策システムなど、仮想化の適用範囲は広い。

2008年10月29日 00時00分 公開
[ITmedia]

 仮想化技術の適用領域が広がっているが、「さすがに基幹系に使うのは時期尚早」と考えているユーザーは多いだろう。だが、時代は進んでいる。既にSAPがVMware上で本番稼働する自社製品(Windows/Linux版)のフルサポートを始めている。VMwareの安定性は、SAP製品の稼働環境として使えるレベルに達しているのだ。

 とはいえ、SAP製品の本番環境をいきなり仮想化するのはちゅうちょするだろう。ユーザーとしては、仮想化を段階的に取り入れつつ、本当に本番環境でも使えるという確信を得たいところだ。

 それならば、SAPジャパンとパートナーの実証実験により、仮想化技術の有効性が確かめられたSAP ERPアップグレードや、災害対策システムから始めるとよいだろう。VMwareの特徴である充実した支援ツールの恩恵もあり、確実に仮想化のメリットを得られる領域である。


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