商品を選択した際に「希望する決済方法がない」場合、結局購入を断念する利用者の割合が50%に上るという調査結果がある。しかし、決済方法を増やせば代金回収業務の負担が増える。良い解決策はないだろうか。
多くの企業は、ネットショップを運営する際に“集客効果”を高める要素に注力する。また、商品がどんなに魅力的であっても、サイトの表示が遅かったり、希望する商品になかなかたどり着かなかったりすると利用者は逃げてしまう。そのため、ストレスを感じさせない快適な操作性や高速表示、プロモーション展開、サイトの導線などに工夫を施す。ネットショップを運営する企業の多くは、その点に関する意識は非常に高く、自社サイトの機能拡充に力を入れているのが見える。
それでも満足のいく売り上げに達しないことがある。その要因はさまざま考えられる。商品を充実させたり、サイトを見やすくするなど考えられる改善を行っても問題が残るようであれば、ぜひ検討してほしいことがある。それは「決済方法」だ。通常は見逃しがちだが、実は致命的な要因である。
「[買い物カート]に商品を入れて決済選択画面まで進んでしまえば、利用者は逃げない」。実はこれが大きな勘違いなのだ。そのため、多くのネットショップがその潜在利益をみすみす逃していることになる。
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