不景気にこそ見極めたい、中堅・中小企業が「今すべきIT投資」とは?ビジネスメリットに直結したシステム改善を

ERPを導入済みの中堅・中小企業の多くはその効果に満足している。しかし、未導入企業はその投資対効果に懐疑的だ。この一見矛盾する調査結果が意味するものとは何か?

2009年09月16日 00時00分 公開
[ITmedia]

 中堅・中小企業におけるERP導入の潜在ニーズは高いといわれている。しかし、実際にはまだそれほど普及は進んでいないのが現状だ。そして景気がいまだ改善しない昨今、投資対効果が明確でなければ、経営層は絶対に首を縦に振らないだろう。

 そんな現状をノークリサーチ シニアアナリストの岩上由高氏は、「まずは簡単な見える化で自社の課題の本質に気付くことが、システムの投資対効果を明確にする1つの手段」と指摘する。

 同社の調査結果と岩上氏への取材を通して、中堅・中小企業が抱えるシステム課題と「今すべきIT投資」を探る。



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