ERPを導入済みの中堅・中小企業の多くはその効果に満足している。しかし、未導入企業はその投資対効果に懐疑的だ。この一見矛盾する調査結果が意味するものとは何か?
中堅・中小企業におけるERP導入の潜在ニーズは高いといわれている。しかし、実際にはまだそれほど普及は進んでいないのが現状だ。そして景気がいまだ改善しない昨今、投資対効果が明確でなければ、経営層は絶対に首を縦に振らないだろう。
そんな現状をノークリサーチ シニアアナリストの岩上由高氏は、「まずは簡単な見える化で自社の課題の本質に気付くことが、システムの投資対効果を明確にする1つの手段」と指摘する。
同社の調査結果と岩上氏への取材を通して、中堅・中小企業が抱えるシステム課題と「今すべきIT投資」を探る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:SAPジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部