IBMはWebSphereのコンセプトを進化させた。企業の戦略立案を支援しグローバルビジネスに素早く対応するIT基盤として貢献するというものだ。その背景には日本企業が直面している課題が横たわっていた。
IBMは2009年10月以降、WebSphereを「ビジネスの俊敏性(Business Agility)」というキーワードを担う製品として位置付け、いま顧客が抱えている問題に正面から向き合おうとしている。この問題とは、ダイナミックでグローバルなビジネスネットワークをいかに構築するかということ。あらゆる市場の様相が日々刻々と変化していく中で、企業は俊敏な対応力を持ち、広範なネットワークを活用していくしか活路を見いだせなくなってきている。
IBMはビジネスプロセスを統合管理するWebSphereのテクノロジーで、こうした課題にどう立ち向かえと示唆するのか。鍵となるのはハイレベルなBPM(ビジネスプロセスマネジメント)手法と柔軟なSOA(サービス指向アーキテクチャ)基盤だ。IT部門の進化の方向性をも示すIBMの新しいメッセージを探る。
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