自社システムへの仮想化導入は避けては通れない。しかし期待されるパフォーマンスは年々高くなっている。導入期間の短縮なども課題となる中、確実性の高いソリューションが今求められている。
自社システムへの仮想化技術の導入は、大手企業から中小企業まで幅広く取り組まれている。しかし、導入企業が増えれば増えるほど、問題点が指摘されることも多くなってきた。最も重要な問題点は、「予測していたより効果が出ない」「他社の事例を基にコスト換算してみると想定以上に高くつくことが分かった」といったものだろう。
また、最近では導入後の問題も聞こえるようになってきた。例えば「仮想化環境でのバックアップなど、運用管理に予想以上に手間が掛かり、社内スタッフの増員を余儀なくされた」「安定稼働に不安がある」といったことだ。こうした他社ユーザーの声が聞こえてくると、これから仮想化に取り組もうという企業の担当者は、どうしても二の足を踏んでしまう。しかし、もはや仮想化から目を背けて今後システムを構築、運用していくことはできない。
こうした背景から見えてくることは、ユーザーが今求めているのは自社システムに見合った適切で総合的な仮想化導入のソリューションである、ということだ。個々の製品のパフォーマンスも大切だが、それらの組み合わせで自社システムにとって最も費用対効果が高いものは何なのか。そしてそれは将来的な安定性、拡張性を担保するものなのか。
こうした状況に対応すべく、2010年1月18日に販売が開始された仮想化導入ソリューションパッケージがある。丸紅情報システムズが開発した「MVP」がそれだ。長年培ったノウハウ、技術力を投入されたソリューションの中身とは。
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