グループウェアへのニーズは多様化・高度化している。Wikiや社内SNSといった「Web 2.0技術との連携」や「基幹システムとデータ活用」などだ。Notesユーザー企業がその実現のために取るべき策とは一体何だろうか?
日本では1993年に初めてリリースされた「Lotus Notes/Domino」(現「IBM Lotus Notes/Domino。以下、Notes)。非定型の情報を扱う分散型文書データベースである同製品は、強力な複製機能や多様なプラットフォームへの対応、高いカスタマイズ性を持つ。その後も、Webアプリケーションへの対応、IBM DB2やほかのソリューションとの連動といった機能拡張を続けてきた。また、電子メールや掲示板、スケジュール管理などの機能を備えており、「グループウェア」というカテゴリを創設したともいわれ、多くの企業で採用されている。
現在、グループウェア市場の成熟とともにNotesを取り巻く状況は変化している。多くの競合製品が登場し、Wikiやブログ、社内SNSに代表されるWeb 2.0技術との連携、内部統制・コンプライアンス対応など、グループウェアに対するニーズが高度化および多様化してきた。さらに、多くの企業ではコスト削減への厳しい要求も起こっている。
Notesユーザーの多くは「Notesからほかのソリューションに移行すべきか、バージョンアップして継続すべきか」を選択する時期に差し掛かっている。しかし、どちらを選んだ場合でもそれぞれに一長一短がある。そうした悩めるNotesユーザーに検討してもらいたい、もう1つの選択肢が存在する。
提供:株式会社野村総合研究所
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部