PCI DSSやクラウドで活性化する認証市場の新たな波認証トークン「eToken Pro Anywhere」

オンラインバンキングなどの消費者向けサービスでも十分浸透した感のある認証製品。現在、セキュリティ事故への対応やクラウドコンピューティングの本格始動などで新たな局面を迎えているのをご存じだろうか。

2010年02月18日 00時00分 公開
[ITmedia]

 個人を確認する認証技術は、相手が見えないネットワーク経由でのやりとりに必要不可欠な技術だ。中でも、ハードウェアやソフトウェアにセキュリティ機能を組み込んだ認証トークンは、企業間のみならず、オンラインバンキングといった消費者向けサービスでも導入されつつある。

 その認証トークンに、今再び注目が集まっている。

 理由の1つには、「HIPAAやPCI DSSなどのコンプライアンスへの対応」が挙げられる。これらのセキュリティ対策に関する法令や基準では、より強固なセキュリティが求めてられている。例えば、セキュリティ対策の具体的な実装要求を示したPCI DSSでは、ユーザーを認証する際にパスワードやUSBキー、スマートカードなどの認証トークンを少なくとも1つは採用するように規定している。

 もう1つは「クラウドコンピューティングへの対応」だ。クラウドにおけるセキュリティ対策の普及・促進を目指す業界団体「Cloud Security Alliance」は、そのサービスを開始する企業に対して「信頼性を確保できる、確かな認証技術の採用」を必須としている。多機能かつ高い強度の認証製品である認証トークンは、こうしたニーズに最適なソリューションだ。しかし、その導入には乗り越えなければならない幾つかの壁が存在する。


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