近年、企業においては、クライアントPCをはじめとするIT資産管理に加え、ソフトウェアのライセンス管理も求められている。肥大化する情報システム部門の業務負荷を軽減する運用管理ソフトウェアを紹介する。
IT資産管理はサーバやソフトウェアの管理だけを指すものではなくなってきている。最近も大規模な情報漏えい事故・事件が発生しているが、以前のような容量の小さいフロッピーディスクとは異なり、USBメモリや大容量のHDDを搭載したノートPC、CD-R、DVD-Rなどの大容量の記録メディアを利用するため、1つの事件・事故で漏えいしてしまう個人情報の件数が多くなっているのだ。
そういう意味で、取り扱いが容易なUSBメモリについては厳重な管理が求められる。もう一歩踏み込めば、USBメモリにデータを書き込むクライアントPCも厳重に管理しなければならないだろう。これらを漏れなく管理するには、社内IT資産すべての現状把握とそれらすべての操作ログの収集が重要になる。
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