サーバ選定の決め手となりつつある「環境配慮型経営」と「ランニングコストの低減」。これを実現するためのキーワードが「低消費電力」だ。フルカスタマイズ可能で低消費電力な新サーバを紹介する。
データセンター事業者やホスティング事業者がサーバ増強を進める際、「環境配慮型経営」と「ランニングコストの低減によるTCO削減」という2つのテーマをいかに達成するかが、重要な課題となってきている。この課題を解決するために、サーバハードウェアには、さらなる低消費電力化が求められている。同時にクラウドの本格化に伴い日々増加する多様なサービスに適応できる拡張性と柔軟性も必要とされているのが実情である。
ただ、その拡張性と柔軟性の実現は容易ではない。サーバベンダーが提供するサーバではカスタマイズできる点が限られ、データセンター事業者などのニーズを完全に満たすことが難しい。低消費電力のプロセッサやHDDは次々に登場しているが、サーバ全体、もしくはラック全体での低消費電力化を図るにはサーバベンダーの包括的なサポートが必要だ。
こうしたニーズに対応するべく、フルカスタマイズが可能な低消費電力サーバの新ラインアップがサードウェーブから登場した。カスタマイズできるサーバのメリットは? その概要を紹介しよう。
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