企業内の情報を集約・分析し、次の一手を打つための材料を生み出すBI。しかし、どのような方法で導入したとしても、最初に目指すべきゴールが見えていなければたちまち「使えない・使われないBI」に成り下がってしまう。
多くの企業では引き続きコスト削減が求められ、IT関連予算もその例外ではない。とはいえビジネスを成長させるためには、IT活用による売り上げ・利益の最大化が求められている。厳しい環境下で再び注目を集めているのが、BI(Business Intelligence)だ。
BIは企業内の情報資産を適切に管理することで、まずはビジネスの現状を「見える化」する。現状が見えれば、そこから時代やビジネスの変化を予測する「気付き」を生み出す。さらには、その気付きを基に実際にビジネスを変革する新たな「行動を起こす」ことができる。この一連の流れでビジネスが回り始めれば、コスト削減だけでなくビジネスの成長が見えてくるはずだ。
BIを適切に活用していればこれが実現できるはずだが、何らかのBIの仕組みが導入されていても十分にその効力を発揮できていない企業は多い。本稿ではこれまで多くの企業が陥ってきたその課題を解決する、「BI標準化」というアプローチを紹介する。
提供:SAPジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTarget編集部