高価なテレビ会議には腰が引け、声だけの電話会議システムでは心もとない……。ブイキューブの Webテレビ会議サービス「V-CUBE」は、こうした思いを抱える日本人向けのコミュニケーションを追求している。
コミュニケーションは重要だ。世界広しといえど、この考えに異議を唱えるビジネスパーソンはいないだろう。しかし、このコミュニケーションが意味する中身については、人種や国、社会によってさまざまなバリエーションがある。
例えば欧米の企業では、よく電話会議が行われる。2つの拠点を音声でつなぎ、資料をPC画面などで見ながらやりとりする。彼らは声さえ聞こえていれば、細かいことにはあまりこだわらないようだ。
一方、日本人は“ニュアンス”や“場の空気”を読もうという傾向があり、生の声以上に、会議に参加するメンバーの表情や態度に関心を持つ。相づちを打ちながら聞いているのか、背中をいすの背に付けて腕組みをしているのか、反応を視覚で確認したいという潜在的な願望がある。だから、これまでは“出張してでも顔を合わせる”ということを重視してきたのだろう。
しかし、世界同時不況以降思うように戻らない経済環境下、企業にとって出張コストは重い負担で、会議参加者が移動に費やす時間も大きい。かといって電話会議では伝わらない、くみ取れない……。
そうした悩みにピタリと応えて業績を伸ばしているのが、ブイキューブが提供するSaaS型のWebテレビ会議サービス「V-CUBE」だ。以前は「nice to meet you」という名称で知られていたが、この5月17日から社名と同じV-CUBEに統一されることになった。
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