受発注業務アプリケーションの悩みを解決するソリューションが登場した。クラウドコンピューティング上にSaaS型のアプリケーションとして構築することで、導入のしやすさと低コストを実現している。
モノやサービスを販売、提供している企業なら必ず行っているのが受発注業務。具体的には見積や受注、在庫管理、出荷/返品、請求、そして購買などの業務が含まれる。
ある一定規模のビジネスを行っている企業であれば、この受発注業務は何らかのシステムを使用している。システムで活躍しているのが基幹系のERPパッケージに含まれる受発注業務アプリケーションである。ERPパッケージを活用することで、会計などほかのシステムとも連携でき、企業にとっては全体最適を図れるというメリットがある。
ただ、ERPなどのパッケージで受発注業務アプリケーションを導入するためにはサーバなどのインフラ環境、運用管理のスタッフなどが必要になり、一時的に高い費用が発生してしまう。さらに導入のためのコンサルティングやエンドユーザーに対するトレーニング、サポートも必要で、IT予算が厳しい中堅・中小規模の企業が気軽に導入できるシステムではない。
その受発注業務アプリケーションにもクラウドコンピューティング、SaaSという新しい波が来ている。米セールスフォース・ドットコムのPaaS(Platform as a Service)サービス「Force.com」上に構築された最新のSaaS型受発注・在庫管理業務アプリケーションを紹介しよう。
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